2019年3月度
エフエム愛知3月放送番組審議会が、去る3月12日、後藤委員長をはじめ委員3名とエフエム愛知関係者が出席して開かれました。今回は平成31年2月23日(土)19時30分~20時00分に放送された番組「ブラス・ミュージック」を試聴し、審議を行いました。

委員からは、「すごい大盛り上がりで、楽しかったです。村上佳菜子さんは、テレビでは、気さくなイメージがありましたが、噛んでいるところがあったりして、緊張しているのかな、と思いました。村上さんの、気さくなキャラクターも引き立っていて、賑やかな現場の雰囲気が、自分がそこに居るような気持ちになれる世界観があって、良かったです。女性同士が打ち解ける話題は、やっぱり恋の話だと感じて、それがあったからこそ、場が盛り上がっていたのだと思います。そんな中、賑やかな女子トークの中に、上手く乗っかっていく河合達明さんの、バランスを取りながら賑やかな女の子たちを上手くまとめる、お父さん的なポジションが効いていて、心地よかったです。河合さんの声がもうちょっと入ってくると良いと思って、女性たちの話は、時に収拾がつかないので、最終的なトークのまとめの時間を設けたり、それに対して河合さんがアドバイスをするような時間を設けたりすると良いと思います。」

「アイドルに恋愛話を聞くのがすごく斬新で面白いなと思ったのと、例えば、シンガーソングライターの女性だと、自身の恋愛観を言葉にして伝えている仕事なので、聴いている人の心に刺さる名言みたいなものが聞けると、また盛り上がるのではないかな、と思いました。」「女性の恋愛観って、25歳を過ぎると結構変わるところがあって、村上さんがこれからアラサーに入っていく世代になるので、30前後の女性とか、20代後半の方を招いて、ちょっと違う恋愛観を話してみると、また面白い掛け合いが出来て良いのかなと思います。」

「村上さんが、テレビで見る元気で若い女の子、というイメージとは違って、意外にしっかりとしていて、声も聴きやすいですし、話の振り方も自然で良いなと思いました。別のゲストの時にも聴いてみたいなと思いました。ゲストの方が、恋愛観などについてぶっちゃけ話をしていて面白かったのですが、人によって捉え方が分かれるなと思ったのが、好きな人の話をするのは良いのですが、こういう人は嫌い、みたいな話になると、聴いていて気分を損ねる人もいるのかなと思いました。」

「ターゲット層、放送日時を考えると、こういうスタイルの番組は良いと思います。村上さんが最初、思ったより落ち着いた感じで番組に入っていて、恐らく村上さん自身が、プロの話し手として、意識している部分の表れだと思って、自分のキャラを貫くだけじゃなくて、きちんとしなければいけないところはする、というメリハリみたいなものを付けようとしているのかな、と感じました。最初、もうちょっとテンションを上げてもいいのかな、とも感じましたが、聴いているうちに、今回のゲストであれば、メインMCという事もあるので、村上さんのキャラ全開で行くよりは、この方が良かったと思います。あとは、河合さんの役割として、唯一の男性という事で、要所要所でまとめる感じというのがあるのは良いと思うんですが、立場上仕方ない部分もあると思うんですが、河合さんがトークの内容に対して、肯定する返答がどうしても多くなってしまうところがあって、時には話に乗らずに、男性目線でズバッと切ってほしいと思うところもあるんですが、難しい部分もあるのかな、と思って聴いていました。あとは、全編に渡って、恋愛トークで進行していたので、例えばリスナーからのメールやTwitter等、メッセージや質問に応える、といった、コーナー的なものが入ってきても、番組として締まっていくのではと思います。」

「恐らく同世代の方にとって、共感出来るポイントが一杯あると思います。上の世代からすると、うるさい感じもありますが、ターゲット層に対して、という事を考えると、悪くないのかなと思いました。普段若い人たちが考えている事と同じ目線の事を言っているので、同じ目線で考える事が出来る人たちにとっては、共感出来るポイントになっていくのかな、と思います。細かいところの指摘は色々あって、村上さんも、話し手としてのプロ、とまではまだいってないと思うので、今後どういう風になっていくのか、というのはありますし、逆にその素人感が良いという部分もあると思います。「ら」抜き言葉みたいなものをはじめ、細かいところから直していくと、意外と落ちついたトークというのが出来るのかもしれない、村上さんにとって、相手に良い印象を持たせる、というのはあるかもしれない、と思いました。」

などの意見が出されました。


審議内容は、関係者に伝達し、今後の番組改善の参考としています。

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