番組審議会レポート
2012年6月度
エフエム愛知6月放送番組審議会が、去る6月12日、田中委員長をはじめ委員5名とエフエム愛知関係者が出席して開かれました。今回は、平成24年6月2日(土)午前6時00分〜午前8時30分にかけて放送された番組「サタデー・エクスプレス」を試聴し審議を行いました。
委員からは「土曜日の朝のドライバーターゲットとした番組としては、みぃさんの若さ、勢いもあって良い形で進んで行く番組のような印象を受けました。若干、アドリブの部分の言葉の使い方に疑問を感じますが、勢いで乗り切るタイプなのかなと思いました。今回は2つのコーナーに特化した形で編集されたものでしたが、“南吉のつぶやき“のコーナーは、このコーナー自体のコンセプトは、“聴いてためになる”というものなので非常に良いと思うのですが、土曜日の朝ドライバーが聴くには少し詩が長いという印象を私は受けました。何かものを考えながらドライブするというのは本来しちゃいけないことなので、“自然に入ってくる”ということを考えると、詩の内容もじっくり聴きたいなというところがありました。7時20分頃のオンエア時間というのがどうかという点もありますが、長さに関してはそういった印象です。次のコーナー“Let's エコメンド”については、台本があるようなインフォメーションが中心だったので、とても丁寧に読まれていた部分がありますが、おそらく自分の言葉でほしいようなコメントも台本化されているように思える感じがありました。アドリブで勢いでいく部分と、インフォメーションで伝える中でのアドリブっぽい部分の温度差・違和感を感じました。編集ではなく、全体を通して聴いてみると、そんなに違和感はないのかもしれませんね。」
「オープニングはわたしもびっくりしました。同じテンションでエンディングもありましたが、元気よく番組が終わるのも良いなあと思ったのですが、始まりはもう少し抑え目が良いなと思いました。逆に途中の方が抑え気味になっていて、疲れちゃったのかな?という感じがありました。かいつまんで聴いているので全体像がみえない部分がありますが、丁寧に原稿を読まれているのはわかるのですが、説明の中で“デコ”と“エコ”の言葉がわからなかったり、大事な部分について発音だけの部分ではなく、原稿そのものも含めて、聞き取りやすい説明の仕方の工夫をされた方が良いと思いました。「南吉のつぶやき」のコーナーは、すごくいい企画で聴きたいと思いましたが、いきなり作品の朗読が始まり、後ろのBGM・効果音がかなり大きいので、最初のうちは、詩の世界がよくわからなかった部分があります。みぃさんの言葉で初めに「今日ご紹介するのは…」といった感じの説明があった方が良いと思いました。詩というのは、普通の文章よりも、よりその世界観を耳で聴くにはつかみづらいと思います。ですから、あまり説明してしまうと先入観で詩そのものを楽しむことができなくなるかもしれませんが、もう少し「6月なのでホタルをテーマにした詩です」ぐらいは言ってくれると良かったです。背景の音のうるささ、事前情報の無さ、詩独特のむずかしさというのがあり、聴ききれないまま終わってしまったなと思いました。かなり集中して聴いても世界を把握することに時間がかかりましたので、運転しながらのドライバーさんにとってはもっとより聴いていただこうと思うのであれば、情報提供があった方が良いと思いました。背景の音も含めて、せっかく良い企画なので、より工夫をしていただければと思います。」
「朝のスタートの大事な時間に、ありきたりじゃない喋り方だしエネルギーがあるし、ハッキリしているし勢いもあるし、これからキャリアを積むとどんどん良くなる気がします。」
「“南吉のつぶやき”のコーナーにしても、朝の車を運転している人が多い時間に放送するよりも、非常に良い企画なので、この時間帯にちょっとだけやっているのはもったいなくて、これだけで番組を1つきっちりと作り上げた方がコンセプトがはっきりしているし、この文化的価値も高いんじゃないかなという気がします。地元の作家だから取り上げるという、コンセプトは非常に良い番組ですね。例えば夜にでもしっかりと、固定リスナーがつくような番組に作り替えた方が面白いと思います。また朗読ということを中心におけば、効果音なしで聴ける時間帯に、イマジネーション、想像をどんどんとかきたてていくような作りにした方が良いような気がします。音楽である程度イメージを固定化されちゃうので、BGMのレベルを下げて、読み手のトーンやコメントが純粋に詩を楽しむことに影響されないように工夫した方が良いと思いました。」などの意見が出されました。
審議内容は、番組関係者に伝達し、今後の番組改善の参考としています。
委員からは「土曜日の朝のドライバーターゲットとした番組としては、みぃさんの若さ、勢いもあって良い形で進んで行く番組のような印象を受けました。若干、アドリブの部分の言葉の使い方に疑問を感じますが、勢いで乗り切るタイプなのかなと思いました。今回は2つのコーナーに特化した形で編集されたものでしたが、“南吉のつぶやき“のコーナーは、このコーナー自体のコンセプトは、“聴いてためになる”というものなので非常に良いと思うのですが、土曜日の朝ドライバーが聴くには少し詩が長いという印象を私は受けました。何かものを考えながらドライブするというのは本来しちゃいけないことなので、“自然に入ってくる”ということを考えると、詩の内容もじっくり聴きたいなというところがありました。7時20分頃のオンエア時間というのがどうかという点もありますが、長さに関してはそういった印象です。次のコーナー“Let's エコメンド”については、台本があるようなインフォメーションが中心だったので、とても丁寧に読まれていた部分がありますが、おそらく自分の言葉でほしいようなコメントも台本化されているように思える感じがありました。アドリブで勢いでいく部分と、インフォメーションで伝える中でのアドリブっぽい部分の温度差・違和感を感じました。編集ではなく、全体を通して聴いてみると、そんなに違和感はないのかもしれませんね。」
「オープニングはわたしもびっくりしました。同じテンションでエンディングもありましたが、元気よく番組が終わるのも良いなあと思ったのですが、始まりはもう少し抑え目が良いなと思いました。逆に途中の方が抑え気味になっていて、疲れちゃったのかな?という感じがありました。かいつまんで聴いているので全体像がみえない部分がありますが、丁寧に原稿を読まれているのはわかるのですが、説明の中で“デコ”と“エコ”の言葉がわからなかったり、大事な部分について発音だけの部分ではなく、原稿そのものも含めて、聞き取りやすい説明の仕方の工夫をされた方が良いと思いました。「南吉のつぶやき」のコーナーは、すごくいい企画で聴きたいと思いましたが、いきなり作品の朗読が始まり、後ろのBGM・効果音がかなり大きいので、最初のうちは、詩の世界がよくわからなかった部分があります。みぃさんの言葉で初めに「今日ご紹介するのは…」といった感じの説明があった方が良いと思いました。詩というのは、普通の文章よりも、よりその世界観を耳で聴くにはつかみづらいと思います。ですから、あまり説明してしまうと先入観で詩そのものを楽しむことができなくなるかもしれませんが、もう少し「6月なのでホタルをテーマにした詩です」ぐらいは言ってくれると良かったです。背景の音のうるささ、事前情報の無さ、詩独特のむずかしさというのがあり、聴ききれないまま終わってしまったなと思いました。かなり集中して聴いても世界を把握することに時間がかかりましたので、運転しながらのドライバーさんにとってはもっとより聴いていただこうと思うのであれば、情報提供があった方が良いと思いました。背景の音も含めて、せっかく良い企画なので、より工夫をしていただければと思います。」
「朝のスタートの大事な時間に、ありきたりじゃない喋り方だしエネルギーがあるし、ハッキリしているし勢いもあるし、これからキャリアを積むとどんどん良くなる気がします。」
「“南吉のつぶやき”のコーナーにしても、朝の車を運転している人が多い時間に放送するよりも、非常に良い企画なので、この時間帯にちょっとだけやっているのはもったいなくて、これだけで番組を1つきっちりと作り上げた方がコンセプトがはっきりしているし、この文化的価値も高いんじゃないかなという気がします。地元の作家だから取り上げるという、コンセプトは非常に良い番組ですね。例えば夜にでもしっかりと、固定リスナーがつくような番組に作り替えた方が面白いと思います。また朗読ということを中心におけば、効果音なしで聴ける時間帯に、イマジネーション、想像をどんどんとかきたてていくような作りにした方が良いような気がします。音楽である程度イメージを固定化されちゃうので、BGMのレベルを下げて、読み手のトーンやコメントが純粋に詩を楽しむことに影響されないように工夫した方が良いと思いました。」などの意見が出されました。
審議内容は、番組関係者に伝達し、今後の番組改善の参考としています。