2019年9月度
エフエム愛知9月放送番組審議会が、去る9月10日、後藤委員長をはじめ委員3名とエフエム愛知関係者が出席して開かれました。今回は令和元年9月3日(火)21時00分~21時30分に放送された番組「安城電機 presents Hi-VOLTAGE」を試聴し、審議を行いました。


委員からは、

「ゲストの料亭『蔦茂』の深田さんの話が凄いなと思って聴いていました。話し慣れていて、軽妙な語り口で、内容も幅広くて、ちょっと裏話も混ぜたりしながら、非常に興味深かったです。あと、出演者のGMさんは、安城電機の方なので、素人だと思うんですけれども、リスナーのメッセージとゲストの話を絡めてみたりとか、ゲストの話を上手に総括したりして、存在感があるなと思って聴いていました。惜しむらくは、深田さんの盛りだくさんの話を一生懸命盛り込んだんだと思うんですが、耳だけでは消化しきれるのかな、と若干思いました。」


「番組の企画自体が、非常に興味深い内容だと思います。今回は料亭の深田さんなんですが、その都度色々な方を選定して、番組が成り立っていると思いますので、企画書にも「色んな分野にフォーカスを当てて、キーパーソンの方に話を聞く」とありますが、その選定基準、どういう方を選ぶのか、というのと、そのキーパーソンからどういうアウトプットを導き出して、何をリスナーに伝えていきたいのか、というのが、今回は、非常に歴史の事、特に夜の歴史の話を色々と語っていただいて、非常に良いアウトプットが出て、伝えたい事も良く分かりましたが、ゲストの選定など、どうやっていくのか、そこがこの番組の肝だなぁと感じました。長く続く番組にしていくには、やはりどういう人を選んで、どうアウトプットしていくか、が大事だと思います。今回の番組自体は、ゲストの方が非常にユニークといいますか、物知りといいますか、やはり昔の人は豪快だなぁと、今はなかなかこういう方は、経営者の方にもいないなと感じましたし、安城電機のGMさんも、最初は少し違和感がありましたが、途中からは非常に良い感じに会話に入っていたので、番組全体として、聴き心地が良かったと思います。」


「ゲストの選定についてのポリシーも含めて、日頃からご尽力されている成果が表れている番組の様な気がします。非常に良いゲストの選定というか、今回の方が話し上手だった、という事もありますけれども、影の立役者というか、モノや文化を作ってきた背景には、色々な方が頑張ってきた、というのが、ハードの面、形あるものではなくて、ソフト面の部分といいますか、そういった所の話が聞ける、というのが非常に興味深く、安城電機というとハード的なものを想像しますが、そうじゃない話が、逆に親和性が良くて、バランスのとれた番組なのかな、と思いました。」


「深田さんは、かなり明るく話されていましたけど、恐らく裏側には相当色々な大変な事も一杯あったと思いますし、多くの話がカットされたという事で、是非その辺のお話も聞きたかったな、と思いました。今回放送された内容でも、かなり思い切った事を言っていて、カットされた部分は、恐らく放送的に難しい所があったのだと思いますが、こういう方がいて、今の名古屋の文化がある、という事に対する「気づき」を与えてくれる番組として、非常に面白いですし、テレビじゃなくてラジオだからこそ、しっかり想像しながら聴けるというのもあると思います。今後も、こういう表に出てこないゲストの方を探して、継続していって欲しいと思います。」


「安城電機のGMも、パーソナリティの重田さんも、今回はちょっと、深田さんのトークに飲み込まれそうになる部分もあったと思いますが、所々でまとめたり、質問したりしながら、非常に的確に進行していたので、聴いていてもスッキリと聴き易い番組になっていると思いました。」


などの意見が出されました。



審議内容は、関係者に伝達し、今後の番組改善の参考としています。

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