エフエム愛知2月放送番組審議会が去る2月14日、後藤委員長をはじめ委員4名とエフエム愛知関係者が
出席して開かれました。今回は「民放連　放送基準」が一部改正されるのに伴い、
「エフエム愛知　放送基準の一部変更」について諮問され、「妥当である」との答申がありました。

出席委員は次の4名の皆さんです。
委員長：後藤昌人
副委員長：伊藤渉
委員：境田未緒
委員：甲村友佳理

各委員からの意見です。

●時代に順応した改訂がされており、好意的に受け取った。一方で、言葉の選び方に一層期待を
寄せられる時代になってきているため、必要以上にそれを意識しないようにするのが大切だ。

●性的マイノリティなど、価値観の多様性や時代の流れを反映し、ルールを明確化していくというのは
必要なことだと理解している。新旧で言わんとすることは大きくは変わっていないが、今回の改定では、
抽象的な表現を、より基準化しやすいような文言に変えているという印象である。

●エフエム愛知の「放送番組基準」と、民放連の「放送基準」で取り上げている項目の順番が
異なっている。今後、FM AICHIの放送基準を変更するタイミングでは、順番を検討していただいても
良いのではないかと思う。

●ラジオだけでなく、あらゆるメディアでルールや世論を意識しすぎて自主規制を重ねるケースが多く
見受けられる。必要以上にナーバスにならないようにするのが、常に課題である。

などの意見が出されました。

なお、審議機関の答申に基づき、2023年4月1日にエフエム愛知「放送基準の一部変更」を施行する事と
なりました。