番組審議会レポート
2003年6月度
エフエム愛知6月放送番組審議会が、去る10日、田中委員長をはじめ委員6名とエフエム愛知関係者が出席して開かれました。今回は特別番組「さとし と しろうの音楽夜話〜岡崎ゴスペルクワイア 主婦たちのラブソング〜」5月26日、日曜日26:00〜26:30放送を試聴し、各委員からは「家事におわれる主婦の皆さんがゴスペルソングに接する事により、様々な形の開放と自立を感じていく姿が印象的だった」「普段、放送ではパッケージ化された商品の音楽紹介が中心であり、地域に根ざした一般の方の音楽を取り上げるという着眼点は面白い。楽しく聴いた。ただ、演出的には番組の冒頭でゴスペルを聴いてから話に移るほうが興味を引くのではないか」「主婦の方々の声が音楽サークルに参加し、歌うことで生き生きしていた。私自身、ゴスペルは好きな音楽であり興味深く聴いた。」「なぜ主婦なのか、なぜゴスペルなのかがうまく表現されていた。サークルの発足時の経緯が知りたかった。この点で情報的に物足りさを感じた。」「放送曜日、時間についてはもう少し考慮してもよかった。ターゲットの主婦層が日曜日の深夜に聴くのは勇気がいる。良い企画だけに残念だ」「一般の市民サークルの活動を取り上げ、掘り下げて紹介したのは意義深いものがある。この番組がいろんな意味で社会と個人の関わりが出来るきっかけになればいいなと思う」などの意見が出されました。審議内容は、番組関係者に伝達し、今後の番組改善の参考としています。