番組審議会レポート
2006年6月度
エフエム愛知6月放送番組審議会が、去る13日、田中委員長をはじめ委員6名とエフエム愛知関係者が出席して開かれました。今回は、平成18年5月28日(日)午後7時00分〜午後7時55分にかけて放送された番組「小さな村の大きな学校〜ふるさとのシンボル・阿蔵小学校」を試聴し審議を行いました。委員からは「自分がどういうスタンスで聴けばいいのか絞りきれませんでした。テレビだと映像でごまかしがきく部分のある内容を、ごまかしのきかない言葉でつなげていたのは新鮮だなぁと感じました。」、「小泉今日子のナレーションが良くグッときました。一番印象に残っているのは、子供たちとの接触によって地域が活気付くという点で、考えさせられました。」、「音楽番組が多い中でのドキュメンタリー番組は、高く評価されるべきではないかと思いました。小学校を中心とした地域のあり方が崩れていくという現象が、過疎の地域にどう影響を与えているのかがもう少し描かれているとよかったです。ナレーションの声は130数歳の阿蔵小学校を擬人化するには若すぎるのではないかと感じました。」、「校舎を主人公にしたのはオリジナリティーがあるなぁと思いました。話題が飛んでついていけない部分が特に前半にかなりありました。」、「伝えたいことが多すぎるためわかりにくいのではないかと思います。聴くポイントをうまくリードすれば、理解しやすくなったのではないかと思います。子供にとっては、国の教育制度によってだけではなく、人間として必要なものを教える機関が必要なんだなと感じました。」、「テーマが多すぎるので、何をどういう気持ちで聞いたらいいかわかりませんでした。ロケの声が聞き取りにくかったです。」などの意見が出されました。審議内容は、番組関係者に伝達し、今後の番組改善の参考としています。