2016年11月度
エフエム愛知11月放送番組審議会が、去る11月8日、田中委員長をはじめ委員5名とエフエム愛知関係者が出席して開かれました。今回は平成28年10月22日(土) 8時30分〜8時50分に放送された番組「名車ソムリエ supported by NGP廃車王」を試聴し、審議を行いました。

委員からは、「天野さんの声が聞きやすくて、言葉がすごく伝わりやすかったです。車をキーとして時代を振り返るという企画も面白いと思いました。特に今回は1999年という事で、お父さんが家族連れで運転するときに、振り返りやすい時代だったのかなと思います。車の番組という事で、車の説明が多かったので、もう少し時代背景のところなどを聞けたら、もっと面白かったのかなと思います。」

「私は全く逆で、『名車ソムリエ』という名前なので、もっと車を推しても良かったと思います。一通りの説明はありましたが、時間もそれほど長くありませんでしたし、もっとマニアックな内容にしても、聴く人は聴くのではないかと思いました。『エコプラス』というコーナーがありましたが、唐突に出てきて唐突に終わる、という感じがあったので、もっと全編を通して、車とエコの関わりについて有機的に繋がっていくと、提供社の想いも伝わっていくのではと思いました。」

「『ホンダS2000に恋をした』という男性聴取者の投稿はすごく素敵だなと思いましたし、私も一回見てみたいと思いました。私は車について詳しくないので、車の話は聴き流していましたが、すごく聴きこんでいる人も、どちらもいると思うので、このぐらいの長さが妥当ではないかと思います。時代の話なども良かったと思います。『エコプラス』も急に出てきましたが、提供社の宣伝というか、あえてやっているというのは、非常に良いなと思いました。知らなかった情報もありますし、良い情報提供だったなと思います。提供社のCMも含めて、色々なものが盛り込まれていて、楽しい番組だと思いました。」

「個人的に車が好きなので、楽しく聴かせていただきました。時代背景を取り込んでいく、という番組の作り方は面白いなぁと思いましたけれども、選曲が、車との繋がりがあまりにも無いというのが気になりました。20分番組なので、もっとコアな方向にというのも有りだと思います。車好きが聴いていると、表面的な情報に聞こえてしまう部分もあるので、車と人との関わりのストーリーを取り上げて、その世界の色々な人を巻き込んでいけるような構成になっていると、車好きは勿論、車の事を知らない人でも、楽しめると思います。「廃車」「名車」という2つの言葉を上手くリンクさせられたら良いんじゃないかとも思いました。」

「朝の番組という事で、あまりマニアックな話に走らず、幅広い情報を車という切り口から伝えていく考え方もあるだろうし、一方で、車の話にもっと突っ込んで欲しい、特に男性は、もっと車について聴きたいと思う方もいるだろうなと思いました。あと、名車の定義というのは、特に若い世代の方にとっての名車というのは、何だろうというのは感じました。あと、若い世代では特に、車離れが問題になっていて、自動車販売社業界としては、なぜ車離れが起きているのか、というところを、もう少し掘り下げて、新しいライフスタイルの提案として、車の魅力をもっと表現できたら良いのかなと思います。」

などの意見が出されました。


審議内容は、番組関係者に伝達し、今後の番組改善の参考としています。

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