番組審議会レポート
2001年7月度
エフエム愛知7月放送番組審議会が、去る10日、田中英成委員長をはじめ委員7名とエフエム愛知関係者が出席して開かれました。今回は「見えるラジオ」と、インターネットのFM AICHIのwebサイト、ホームページを視聴し、各委員からは、「現在のインタ—ネットのホームページのコンテンツが、本来の『見えるラジオ』のコンテンツであるべきなのではないか…という気がした」、「『見えるラジオ』の良さは、たとえば天気予報のように、見たい情報を見たい時に見ることができる…ということに尽きると思う。そうした情報をチョイスして提供していくことが、将来の課題だろう」、「たとえば地方自治体と組んで防災情報を流したりすれば、通信の限界を補う役割を担うことができるのではないか」、「インターネットのホームページのデザインも良くできていると思うが、さらなる発展をめざすには、リスナーのライフサイクルやライフスタイルと番組との連動をめざすこと、リスナーにとってのメリットが何かを常に頭に入れてページづくりをすることが重要だと思う」、「インターネットの普及で、『見えるラジオ』の有益性が薄れたという部分は確かにあると思うが、そのインターネットも今後の発達のしかたが問われている。今のホームページは『情報のありか』を教えているが、ユーザーが望んでいるのは『目的達成』である。その意味で、『目的達成』ができるメディアの提供者として、FM AICHIの価値が見い出せるような今後の展開を期待したい」などの意見が出されました。審議内容は、番組関係者に伝達し、今後の番組改善の参考としています。