番組審議会レポート
2018年5月度
エフエム愛知5月放送番組審議会が、去る5月8日、後藤委員長をはじめ委員4名とエフエム愛知関係者が出席して開かれました。今回は平成30年4月22日(日) 17時00分~17時55分に放送された番組「NISSAN あ、安部礼司~beyond the average~」を試聴し、審議を行いました。
委員からは、「曲自体は懐かしいなと思って聴いていましたが、番組全体としては、個人的にはあまり共感できませんでした。ターゲットとしてはドンピシャなのですが、所々で入るラジオドラマもピンと来なくて、例えば、最初自分の同窓会だと思って部屋に入ったら、違う学校の同窓会だった、みたいな感じがしました。」
「逆に私は、ターゲットからは下の世代で、流れてきた曲は「懐メロ」と呼べる部類の曲でしたが、ドラマの登場人物に共感できる部分が多く、曲にも感情移入できた点が多かったです。ドラマのクオリティーがすごく高く、切ない恋や、ロッカーの中での喜劇など、耳で聴いていても、登場人物の表情やシチュエーションが浮かんできました。同じ曲で、世代が変わっても、共感する部分は同じなのかなと感じました。」
「非常に審議がしにくいなと思いました。いつもは多分、神保町を舞台にしたラジオドラマで、ここに会社があって、安部礼司さんのストーリーになっているんだと思うんですが、今回審議した回は、カウントダウンスペシャルみたいな、いつもの番組とは違った形でやっていたので、通常の放送回のものであれば、もう少し違った評価になったのではと思います。今回の放送に関して言えば、番組の構成が理解しづらかったです。突然ドラマが始まって、ドラマ1つ1つは良かったですが、青春物語から、いきなり部長が出てきて、ドラマと曲の関連性など、迷いながら聴いていました。普段から聴いているリスナーにとっては、問題ないかもしれませんが、初めて聴いた方にとっては分かりにくい構成だったのかなと思います。曲自体は、ターゲット世代はもちろん、ちょっと上の世代でも、ほぼすべて分かるという曲でしたので、非常に親しみを持って聴けました。」
「総集編的な内容だった事もあって、それならばこういう構成になるのかなと、何となく分かるところもあるのですが、ストライクゾーンの世代の方からすると、過去の自分たちの思い出とかを含めて、こうだった、という美化されたところを求める部分があるので、厳しめに聴くんですよね。ちょっと下の世代の方にとっては受け入れられる部分もあると思いますし、世代によって、聴き方がだいぶ変わってくる番組なのかなと思います。また、普段の放送を聴いていれば楽しい番組なんでしょうが、断片的に聴いてしまうと、ストーリーの構成や深さが伝わらない部分があるのかなと思いました。「安部礼司が「アベレージ」と掛かっているんですが、どこを「アベレージ(平均的)」とするのかも難しくて、例えば、主人公が昔の事を思いだすシチュエーションでも、人によっては懐かしいのか、そうでないのか、捉え方が違ってくるので、難しい部分もあるかと思います。ただ、時代に合わせたストーリー作りというのがこの番組のポイントだと思うので、特に今回のようなダイジェスト的な番組だと、余計にそこを強調した方が、入りやすかったのかもしれません。」
「コンセプトどうこうというより、今回は番組の形式から、辛口な意見が出た気がします。ただ、長寿番組という事で、ラジオドラマとして、多くのリスナーに受け入れられていると思いますので、今後の展開みたいなものは気になりますし、最近ラジオドラマって、ありそうでないので、また聴いてみたいなと思いました。」
などの意見が出されました。
審議内容は、番組関係者に伝達し、今後の番組改善の参考としています。
委員からは、「曲自体は懐かしいなと思って聴いていましたが、番組全体としては、個人的にはあまり共感できませんでした。ターゲットとしてはドンピシャなのですが、所々で入るラジオドラマもピンと来なくて、例えば、最初自分の同窓会だと思って部屋に入ったら、違う学校の同窓会だった、みたいな感じがしました。」
「逆に私は、ターゲットからは下の世代で、流れてきた曲は「懐メロ」と呼べる部類の曲でしたが、ドラマの登場人物に共感できる部分が多く、曲にも感情移入できた点が多かったです。ドラマのクオリティーがすごく高く、切ない恋や、ロッカーの中での喜劇など、耳で聴いていても、登場人物の表情やシチュエーションが浮かんできました。同じ曲で、世代が変わっても、共感する部分は同じなのかなと感じました。」
「非常に審議がしにくいなと思いました。いつもは多分、神保町を舞台にしたラジオドラマで、ここに会社があって、安部礼司さんのストーリーになっているんだと思うんですが、今回審議した回は、カウントダウンスペシャルみたいな、いつもの番組とは違った形でやっていたので、通常の放送回のものであれば、もう少し違った評価になったのではと思います。今回の放送に関して言えば、番組の構成が理解しづらかったです。突然ドラマが始まって、ドラマ1つ1つは良かったですが、青春物語から、いきなり部長が出てきて、ドラマと曲の関連性など、迷いながら聴いていました。普段から聴いているリスナーにとっては、問題ないかもしれませんが、初めて聴いた方にとっては分かりにくい構成だったのかなと思います。曲自体は、ターゲット世代はもちろん、ちょっと上の世代でも、ほぼすべて分かるという曲でしたので、非常に親しみを持って聴けました。」
「総集編的な内容だった事もあって、それならばこういう構成になるのかなと、何となく分かるところもあるのですが、ストライクゾーンの世代の方からすると、過去の自分たちの思い出とかを含めて、こうだった、という美化されたところを求める部分があるので、厳しめに聴くんですよね。ちょっと下の世代の方にとっては受け入れられる部分もあると思いますし、世代によって、聴き方がだいぶ変わってくる番組なのかなと思います。また、普段の放送を聴いていれば楽しい番組なんでしょうが、断片的に聴いてしまうと、ストーリーの構成や深さが伝わらない部分があるのかなと思いました。「安部礼司が「アベレージ」と掛かっているんですが、どこを「アベレージ(平均的)」とするのかも難しくて、例えば、主人公が昔の事を思いだすシチュエーションでも、人によっては懐かしいのか、そうでないのか、捉え方が違ってくるので、難しい部分もあるかと思います。ただ、時代に合わせたストーリー作りというのがこの番組のポイントだと思うので、特に今回のようなダイジェスト的な番組だと、余計にそこを強調した方が、入りやすかったのかもしれません。」
「コンセプトどうこうというより、今回は番組の形式から、辛口な意見が出た気がします。ただ、長寿番組という事で、ラジオドラマとして、多くのリスナーに受け入れられていると思いますので、今後の展開みたいなものは気になりますし、最近ラジオドラマって、ありそうでないので、また聴いてみたいなと思いました。」
などの意見が出されました。
審議内容は、番組関係者に伝達し、今後の番組改善の参考としています。