番組審議会レポート
2019年10月度
エフエム愛知10月放送番組審議会が、去る10月8日、後藤委員長をはじめ委員5名とエフエム愛知関係者が出席して開かれました。今回は令和元年9月29日(日)18時30分~19時00分に放送された番組「稲葉寿美のVintage Life Stories」を試聴し、審議を行いました。
委員からは、
「稲葉さんの進行がとても分かりやすかったです。目の前にあるものの描写が分かりやすく、井坂さんとのコミュニケーションから、井坂さんについての情報や、的矢かきが生まれた経緯などを、会話を通してどんどん引き出していて、すごく心地良かったです。プレミアムオイスターの話題の様に、馴染みが無いけれども新しい、という情報も入れられていたと思います。後半のワインの話では、スロベニアのワインと的矢かき、東海エリアの美味しいものからワインへ導入していて、イメージしやすく、ワインの話がスッと入ってきました。」
「ゲストの井坂さんが魅力的な方だったので、ヴィンテージアイテムの刺身包丁の話をもう少し聴きたかったな、と思いました。お父様の名前のワインを出されている、お父さんと井坂さんの心温まる話も良かったのですが、刺身包丁の話は、この方の原点になっているものだと思うので、ぜひ聴きたかったです。最後の「豊かな言葉」が良い締めになっていて、盛りだくさんでありつつ、バランス良くまとまっている番組だと感じました。」
「放送時間が日曜日の夕方で、ターゲットが現役世代という事なので、翌日から仕事、という時間だと思うんですが、その時間にちょうど合った、肩の凝らない、ライトな感じで聴ける番組だと思いました。稲葉さんが非常に言葉を上手に使って情景を描いていて、最初の導入から、絵を見るような感じで聴けました。他のゲストの時も聴いてみたいなと思いましたが、ヴィンテージアイテムに拘らなくても、「寿美の部屋」みたいな感じで、ゲストと楽しくお喋りしているのを聴く、というのも良いと思います。喋りの上手な方なので上手くこなしてはいたんですが、感想を言うのと進行をするのと、両方を1人でやるのは大変そうだなと思いました。」
「稲葉寿美さんはベテランのアナウンサーで、ゲストの方ときちんとコミュニケーションが取れていて、ゲストの方も肩肘張らずに自然に会話をされていると感じました。ヴィンテージアイテムの話は、包丁を使い込んで、小さくなって、という話が、想像は出来たんですけれども、実際に写真などで見たかったな、と思いました。トークのきっかけとなるアイテムという事なので、そこまで想像できなくても話は理解できたのですが、お話を聞けば聞くほど、その年季の入ったアイテム、というのを見たいなと思いました。稲葉さんがゲストのトークに、アシストや、プラスアルファの情報を入れていて、例えば、スロベニアは国名にloveが入る唯一の国なんですよね、とか、より聴いている人が興味をそそる様なトリビアを入れられているのが、流石だなと思いました。個人的に気になったのは、例えば、いかだ荘からの景色とか、朝日が素敵なんですよ、というのは、話の要所に組み込んでいらっしゃったんですが、旅館自体がどういう雰囲気なのか、もう少し詳しい情報が聞きたかったな、と思いました。料理も、かきづくし、という話はあったものの、どんな料理が出てくるのか、といった話があると、より行ってみたい、という気持ちになると思いました。」
「稲葉さんはアナウンサーなので、滑舌も良いですし、喋りも非常に分かりやすい、という第一印象でした。ゲストの井坂さんとのトークが軽快で、井坂さん自身も上から目線ではなく、色々なお話を嫌味なくお話されていて、非常に聴きやすかったです。個人的には私も左利きなものですから、日本、和食というのはやっぱり右利きで、包丁は右で扱う、というのが、個人的には非常に興味深く聴けました。かきのお話も非常に興味深かったですし、かきがお好きなんだな、とお話を聞いて感じました。後半のワインの話も、エピソードも非常に分かりやすく、興味深かったです。聴いている途中は、ターゲットは20~50代ではなくて、シニア世代の方が、こういった番組は良いのかな、と思ったのですが、経営者の方も結構出られている様なので、ぜひ若い方、20代、30代の半ばぐらいまでの方にも、是非こういった番組を聴いて、自分磨きをしたり、何かの参考にして欲しいと感じました。」
「さすが、稲葉さんのトークだな、と感じました。多分ナレーションを読むのはすごく上手な方だと思うんですけれども、ゲストの懐に入るのも上手で、テレビだとなかなか難しい所もあると思うんですが、ラジオだと、嫌らしくなく聴けた印象があります。ゲストの方の話に付加する様なインフォメーションを挟む部分、解説、進行、そしてゲストの方とのやりとりも、絶妙に、この番組のコンセプト、雰囲気にマッチしているパーソナリティだなと感じました。今回はプレミアムという言葉がたくさん出てきましたけれども、そういう言葉とマッチした雰囲気の番組だと思います。井坂さんも非常に落ち着いた声で、まさにプレミアム、という世界観を出すには、もってこいのゲストだったと思います。」
「なかなか人生を30分で語りつくすというのは難しくて、完全パッケージ、という制約の中で、本当はもっとこういう所も伝えたい、という部分もあったと思います。今回だと、若干、包丁のところの話がまとまりきらずに、かきの養殖の話に行ってしまったので、包丁というアイテムでの話が、ある程度は広がったとは思うものの、それを収める様な時間があってから、かきの養殖の話に行っていると、なお良かったのかな、と思いました。」
「プレミアムな世界観をリスナーとして思い描く事が出来た時間だったのですが、それに対して、自分がアクセスしたいと思った時の情報がもう少し欲しかったな、と思いました。例えば、かきの値段を言うのが良いかは分からないですが、何かの物差し、人それぞれに尺度があると思うんですけれども、それの基準になる様なものが番組の中で出てくると、聴いている側としては身近に、自分と関連させて聴けるのではと感じました。全体的に、この地方で活躍されている方、頑張っている方にスポットを当てて提供する番組というのは、非常に良いなと思いました。」
などの意見が出されました。
審議内容は、関係者に伝達し、今後の番組改善の参考としています。
委員からは、
「稲葉さんの進行がとても分かりやすかったです。目の前にあるものの描写が分かりやすく、井坂さんとのコミュニケーションから、井坂さんについての情報や、的矢かきが生まれた経緯などを、会話を通してどんどん引き出していて、すごく心地良かったです。プレミアムオイスターの話題の様に、馴染みが無いけれども新しい、という情報も入れられていたと思います。後半のワインの話では、スロベニアのワインと的矢かき、東海エリアの美味しいものからワインへ導入していて、イメージしやすく、ワインの話がスッと入ってきました。」
「ゲストの井坂さんが魅力的な方だったので、ヴィンテージアイテムの刺身包丁の話をもう少し聴きたかったな、と思いました。お父様の名前のワインを出されている、お父さんと井坂さんの心温まる話も良かったのですが、刺身包丁の話は、この方の原点になっているものだと思うので、ぜひ聴きたかったです。最後の「豊かな言葉」が良い締めになっていて、盛りだくさんでありつつ、バランス良くまとまっている番組だと感じました。」
「放送時間が日曜日の夕方で、ターゲットが現役世代という事なので、翌日から仕事、という時間だと思うんですが、その時間にちょうど合った、肩の凝らない、ライトな感じで聴ける番組だと思いました。稲葉さんが非常に言葉を上手に使って情景を描いていて、最初の導入から、絵を見るような感じで聴けました。他のゲストの時も聴いてみたいなと思いましたが、ヴィンテージアイテムに拘らなくても、「寿美の部屋」みたいな感じで、ゲストと楽しくお喋りしているのを聴く、というのも良いと思います。喋りの上手な方なので上手くこなしてはいたんですが、感想を言うのと進行をするのと、両方を1人でやるのは大変そうだなと思いました。」
「稲葉寿美さんはベテランのアナウンサーで、ゲストの方ときちんとコミュニケーションが取れていて、ゲストの方も肩肘張らずに自然に会話をされていると感じました。ヴィンテージアイテムの話は、包丁を使い込んで、小さくなって、という話が、想像は出来たんですけれども、実際に写真などで見たかったな、と思いました。トークのきっかけとなるアイテムという事なので、そこまで想像できなくても話は理解できたのですが、お話を聞けば聞くほど、その年季の入ったアイテム、というのを見たいなと思いました。稲葉さんがゲストのトークに、アシストや、プラスアルファの情報を入れていて、例えば、スロベニアは国名にloveが入る唯一の国なんですよね、とか、より聴いている人が興味をそそる様なトリビアを入れられているのが、流石だなと思いました。個人的に気になったのは、例えば、いかだ荘からの景色とか、朝日が素敵なんですよ、というのは、話の要所に組み込んでいらっしゃったんですが、旅館自体がどういう雰囲気なのか、もう少し詳しい情報が聞きたかったな、と思いました。料理も、かきづくし、という話はあったものの、どんな料理が出てくるのか、といった話があると、より行ってみたい、という気持ちになると思いました。」
「稲葉さんはアナウンサーなので、滑舌も良いですし、喋りも非常に分かりやすい、という第一印象でした。ゲストの井坂さんとのトークが軽快で、井坂さん自身も上から目線ではなく、色々なお話を嫌味なくお話されていて、非常に聴きやすかったです。個人的には私も左利きなものですから、日本、和食というのはやっぱり右利きで、包丁は右で扱う、というのが、個人的には非常に興味深く聴けました。かきのお話も非常に興味深かったですし、かきがお好きなんだな、とお話を聞いて感じました。後半のワインの話も、エピソードも非常に分かりやすく、興味深かったです。聴いている途中は、ターゲットは20~50代ではなくて、シニア世代の方が、こういった番組は良いのかな、と思ったのですが、経営者の方も結構出られている様なので、ぜひ若い方、20代、30代の半ばぐらいまでの方にも、是非こういった番組を聴いて、自分磨きをしたり、何かの参考にして欲しいと感じました。」
「さすが、稲葉さんのトークだな、と感じました。多分ナレーションを読むのはすごく上手な方だと思うんですけれども、ゲストの懐に入るのも上手で、テレビだとなかなか難しい所もあると思うんですが、ラジオだと、嫌らしくなく聴けた印象があります。ゲストの方の話に付加する様なインフォメーションを挟む部分、解説、進行、そしてゲストの方とのやりとりも、絶妙に、この番組のコンセプト、雰囲気にマッチしているパーソナリティだなと感じました。今回はプレミアムという言葉がたくさん出てきましたけれども、そういう言葉とマッチした雰囲気の番組だと思います。井坂さんも非常に落ち着いた声で、まさにプレミアム、という世界観を出すには、もってこいのゲストだったと思います。」
「なかなか人生を30分で語りつくすというのは難しくて、完全パッケージ、という制約の中で、本当はもっとこういう所も伝えたい、という部分もあったと思います。今回だと、若干、包丁のところの話がまとまりきらずに、かきの養殖の話に行ってしまったので、包丁というアイテムでの話が、ある程度は広がったとは思うものの、それを収める様な時間があってから、かきの養殖の話に行っていると、なお良かったのかな、と思いました。」
「プレミアムな世界観をリスナーとして思い描く事が出来た時間だったのですが、それに対して、自分がアクセスしたいと思った時の情報がもう少し欲しかったな、と思いました。例えば、かきの値段を言うのが良いかは分からないですが、何かの物差し、人それぞれに尺度があると思うんですけれども、それの基準になる様なものが番組の中で出てくると、聴いている側としては身近に、自分と関連させて聴けるのではと感じました。全体的に、この地方で活躍されている方、頑張っている方にスポットを当てて提供する番組というのは、非常に良いなと思いました。」
などの意見が出されました。
審議内容は、関係者に伝達し、今後の番組改善の参考としています。