11月は、豊田市の
「豊田市立土橋小学校」のみなさんに登場してもらいました。

村井友哉君、東優華さん、糟谷京香さん、ありがとうございました。


土橋小学校は、2年前から全国で17番目となる「学校エコ改修事業」に
取り組んでいます。
「エコ改修」とは、地域の一番身近な教育施設である学校を題材に、
温暖化防止を考えた校舎の改修を、児童自らも参加して進める事業です。

具体的な活動の内容を説明しますと、まず最初は「トイレワークショップ」。
児童の皆さんが新しい校舎のトイレのデザインを決め、
内装のモザイクタイルを製作し、壁に施工する所までを自ら行ったそうです。









また、設計士さんから学校に使われるエコ技術について学んだり、
実際に校舎の温度を計測し、改修の効果を確かめるなど
色々な活動を行っています。








土橋小学校の改修校舎は、その作りによって「放射熱」と「風量」を調整する事で、
快適な空間を生み出しています。
具体的には、校舎の中で風の流れを作るやぐらの構造にしたり、
校舎の内側全体に断熱材を入れる事で外からの熱を抑えるなど、
とても工夫された作りになっています。
これはエアコンや扇風機と違い、建物自体の改善なので、
エネルギーゼロで手間いらず、しかも校舎がある限り、快適さが保障されるそうです。

土橋小学校の皆さんは普通ではなかなか体験できない「校舎作り」に自ら関わっています。
自分が製作に関わった物が校舎に残るのは校舎自体に愛着もわくでしょうし、
一生の思い出になるでしょうね。すごく羨ましい、貴重な体験だと思います。

児童の皆さん、エコ改修の体験を通じて得た知識を周りの色々な人に
広めていって下さいね。