今回は、名古屋市千種区の東星中学校で行われている活動について紹介します。


東星中学校で行っている活動として、まず挙げられるのが「資源回収」。
アルミ缶、新聞紙、紙パックなどを集めています。
毎週木曜日の「資源回収強化DAY」、学期に1回の「資源回収強化WEEK」では、
生徒会のみなさんが活動報告を細かく出していきます。



資源を数えたり、中身を洗ったりと、大変な作業も付き物ですが、
そのかいあって、全校を挙げて、環境問題を意識できているようです。


また、もう1つの活動が「KEEP GREEN」活動。
これは、東星中学校の裏山にある森林を守る為の活動で、
生徒達が自ら、手入れの行き届いていない裏山を見て、
「何か出来ることはないか」と始めた活動です。



裏山の生態系調査や余分な木の間伐などの活動の他に、
10月3日に平和公園で行われた「千種区民祭り」へ参加し、
地域の方々と一緒に、東山の森を散策しました。

これは、地域の方へ東山の森の現状を知ってもらう為に行われたもので、
他にも「千種区民祭り」では、資源回収やCOP10の紹介、
「エコものづくり」と呼ばれる、牛乳パックを使ったおもちゃ作りや
間伐材を使った写真立て作りなど、様々な試みが行われました。



「自分達だけでなく、地域の方にも伝えていく」ことに力を入れている東星中学校。
今回の取材でも、みなさんの口から「伝えて」欲しいということで、
生徒達自身がレポートを入れる、という形式での番組となりました。
生徒のみなさん自ら原稿を作り、マイクに向かう姿が、
とても生き生きしていたのが印象的でした。