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2011/02/16 豊橋市立汐田小学校のリサイクル活動についてのリポート
今回は、豊橋市の汐田小学校で行われている活動について紹介します。

汐田小学校で行っている活動は、一言で言えば「リサイクル活動」。
ペットボトルキャップ、牛乳パック、空き缶、
インクカートリッジを回収、資源に変えています。
キャッチフレーズは「ぼくらの名前はチームエコ、合言葉は『もったいない』
汐田小にリサイクルを広めよう」ということで、
児童会が中心になって、全校児童のみなさんで活動をしています。

 

また、汐田小学校の活動の特徴として、
総合学習の授業で学んだ「福祉」について取り組んでいることが挙げられます。

ペットボトルキャップは、「エコキャップ運動」といって、
リサイクル業者に引き取ってもらうことにより、
800個のキャップで、1人分のポリオワクチンに変えることができます。
また牛乳パックは、近隣の障害者の方の自立支援施設でリサイクルをしており、
集めたものをまとめて、その施設に引き取ってもらいます。

資源を数えたり、資源に異物が混じっていないか確認するのは、上級生の役目。
特に、エコキャップ運動で回収するキャップは、
シールが付いていると上手にリサイクルされないので、大変です。

5年前から始まったこの活動は、児童の皆さんの粘り強い活動の結果、
地域の方や企業を巻き込んだ活動になっています。
(実際に近隣の住民の方から、小学校に問い合わせがあるそうです。)

また、この活動が評価され、
社団法人食品容器環境美化協会が表彰する「第11回環境美化教育優良校」に選ばれ、
1月28日に、環境大臣から表彰されました。



学校で始めたことが、地域の他の人に向かって広がっていく。
そんな、まさに「エコメンド」な活動を行っている汐田小学校。
今回取材させていただいた、6年生のみなさんももうすぐ卒業。
そして、その卒業の前に、在校生へ活動の引き継ぎをするんだそうです。
そんな1つ1つの積み重ねに心打たれる、そんな取材でした。