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2月5日(日)「花粉症〜自律神経の調整も大切〜」
今年も花粉が飛ぶ季節が近づいてきました。

今年のスギやヒノキの花粉飛散数、東海地方は「平年並み」か「やや多い」という予測ではありますが、昨シーズンと比べると、なんと240%になるという予想です。
花粉の飛散数は前年の夏の気象条件が影響しますが、去年の夏は気温が高く、日照時間が多かったためです。

そこでこの花粉症シーズン、やはり大切なのが「対策」。
花粉症は一度発症すると、多少症状の出方には変化がありますがほぼ毎年症状が出るもの。
くしゃみや鼻水、鼻づまりの症状が強く出てからでは、治療を始めても効果が出るのに時間がかかることがあります。

花粉が本久的に飛び始める前に、対策をすることが重要なんですね。

東海地方の花粉のピークは3月上旬から中旬という予想ですから、花粉症の方は早めに薬を飲むなどして対策しましょう。
ちなみに、花粉症のお薬にもジェネリックがあるんですよ。
ジェネリック医薬品とは、すでに実証されているお薬と、効き目や有効成分が同じことを、国が審査して認めているお薬です。
花粉症のお薬の場合、ジェネリックを選ぶことで、お薬代が安くなることがありますよ。

お薬代が節約できるのは嬉しいですね。

アレルギー症状は、自律神経と深く関わっている事が分かっています。
ストレスによって自律神経の調節が乱れると、花粉症の発症や悪化に繋がります。
日頃から「規則正しい生活」「バランスの良い食事」「適度な運動」「十分な睡眠」を心掛けることで、症状が軽くできると言われています。

年度末の忙しい時期ではありますが、なるべくケアを心がけて乗り切りたいですね。
1月30日(月)「冬の入浴〜入浴剤を楽しもう〜」
厳しい寒さが続きますから、1日の終わりには湯船で体を芯から温めたいですね。
寒い冬は、お風呂に入るとホッとします。

そこで今日は、入浴剤の話題です。

店頭には、本当にずらりと入浴剤が並んでいますが、最近は「疲労回復」とか「肩こり解消」など、効能をより強調した商品が増えていますし、形状も粉末や固形、液状と様々です。

その中で、ここ数年人気があるのが炭酸ガス、つまり二酸化炭素が発生するタイプのもの。
湯船で発生した二酸化炭素が血行をよくする、という効果が期待されているもので、入浴剤全体のおよそ4割がこのタイプです。
ガスが出ることで体を温める効果が実感しやすい、と人気が高いそうです。

ちなみに日本で初めての入浴剤は、明治時代中期に生まれたそうで、銭湯でさまざまな薬草などを布袋に入れて煮出して使ったのが始まりです。
薬用植物を使ったお風呂は、昔から私たち日本人に親しまれてきたんですね。

確かに柚子湯や菖蒲湯など、日本人は季節ごとによってお風呂を楽しむ風習があります。
入浴剤を使うことで、いつでも、季節に関係なく、気軽に家庭で入浴効果を高められますよ。

さまざまな入浴剤を使って、冬のお風呂を楽しんでくださいね。
1月29日(日)「冬の水分補給〜少しずつ何回も〜」
冬真っ只中。寒い日が続きますね。
冬は寒いだけでなく乾燥しやすい季節です。
気付くと肌が白い粉が吹いたようになっていたり、乾燥によるしつこい痒みでつい掻きむしってしまったこと、誰にでもありますよね。

冬は湿度が低いため水分が奪われやすいだけでなく、運動量が減って皮脂や汗の分泌量が減ってしまうこと、新陳代謝が落ちることなど、さまざまな要因が重なって肌の乾燥が進みます。
乾燥を防ぐためにも、水分補給が大切です。

水分補給が大切、というのは夏場のイメージですが、冬場も水分補給に気をつけなければならないんです。

寒くて汗をかきにくい冬は、夏に比べて水分補給のタイミングを逃しやすいので、意識して水分を摂りましょう。

水分補給のとき、1日に2〜2.5リットルが目安です。
食事からも水分は補給できますから、単純に水分として補給する目安は1〜1.5リットル程度。
一度にたくさんの水を飲むよりも、少しの量を数回に分けて飲む方が効果的です。
コップ1杯程度の水を1日に起きてすぐ、食事の前、練る前など7〜8回に分けて飲む習慣をつけましょう。
また、50℃前後の白湯(さゆ)を飲むことで、内臓を温めながら体に必要な水分も摂ることが出来ますので、冷えや血流の改善にも効果的ですよ。
1月23日(月)「保健機能食品」
今日は「保健機能食品」についてのお話です。
  
「保健機能食品」は、3種類あるんですよ。
「特定保健用食品」、いわゆる【トクホ】は、その食品の持つ【特定の保健の用途】を表示して販売される商品のことで、表示されている効果や安全性を国が審査して認可を受け、許可マークが付いている食品です。
「栄養機能食品」は、栄養成分の補給のために利用される食品のことで、国が定めた栄養成分を基準量含んでおり、栄養機能表示だけでなく、注意喚起表示等も表示する必要がある食品です。
「機能性表示食品」は、論文など科学的根拠に基づいた機能性を届け出て、事業者の責任においてその機能を表示している食品です。

国が審査し、認可するのが「トクホ」。
国の定めた規格を満たすものが「栄養機能食品」。
事業者が機能を実証するのが「機能性表示食品」という違いがあるんです。

この分類は「保険機能食品制度」と呼ばれており、食生活が多様化し様々な食品が流通するようになった今日、私たち消費者が安心して食品を選べるよう、適切な情報を提供するために制度化されたものなんです。

確かに、「保健機能食品」と聞くと、体に良いものというイメージがありますね。

でも、「保健機能食品を摂っているから、暴飲暴食しても大丈夫!」とか、「他のものは食べなくてもいい」という訳ではありません。
健康維持の基本は、バランスの取れた食生活です。
また、保健機能食品は、治療が目的ではありません。
自分に必要な栄養を補給・補完するために、適度に取り入れて下さいね。
1月22日(日)「寒さに注意!〜冬は突然死のリスクが高まります〜」
今日は「寒さに」についてのお話です。
厚生労働省の人口動態統計によると、1年のうちで12月〜2月の死亡率が急激に跳ね上がるという結果が出ているんですよ。

冬に死亡率が上がる大きな原因は、冬の寒さが血圧に影響を与えることです。
寒くなると私たちのカラダは、体温を保とうと血管が収縮するので、血圧が高くなりがちなんです。
血圧の高い状態が続くと、血管がもろくなったり、動脈硬化の進行が早まったり、心臓が肥大するリスクもあるんですよ。

高血圧は「サイレントキラー」って言われているんです。
これといった自覚症状がないため、危険を自覚しないまま放置してしまい、知らないうちに症状が進行してある日突然、命にかかわる状態となってしまうことから、サイレントキラーと呼ばれています。
特に冬場は、寒さで消費するエネルギーを供給しようと食欲も増加します。
食べる量が増えると、血圧を上昇させる塩分の摂取量も増加するため、食事は腹八分目までに控えたり、減温を心がけたりしましょう。
また、寒暖差などによる血圧の急な変動も、血管や心臓に負担をかけ突然死につながります。
心筋梗塞や脳卒中を防ぐためにも、温度調節しやすい衣服を着るなど、温度差に注意して下さいね。
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