第13回 『わき見』


天気がいい日はドライブに出かけたくなりますよね。
ドライブするなら安全運転で…ということですが、昨年の交通事故、それも人身事故の中で一番多かったのはどんな事故がご存知ですか?
実は、毎年一番多いのは追突事故です。追突事故の原因に多く挙げられるものとして「わき見運転」があります。今回は「わき見」についてです。
ドライブで海や山に向かい、景色のいいところでわき見をしてしまう…外の景色を見たり、お店などの目的地を探してキョロキョロしたり…

「わき見」は車外だけではありません。
オーディオやエアコン、カーナビなどを見ることも「わき見」です。運転中にスマホなどを見るのも、「わき見」です。また、ダッシュボードや助手席に乗せた物がカーブなどで落ちたり、タバコの灰を灰皿に…という場合も、視線を移すと「わき見」していることになります。



運転操作に関係のない「わき見」は、渋滞にてノロノロ走るような場合や高速道路で単調な運転が続く場合など、緊張感が薄れるとドライバーは「危険が少ない」と判断し「わき見」しがちになります。そしてドライバーは「ほんの少し」と思っていても、その間車は走り続けます。その間に前の車が止まったり、なにかが飛び出してきたら…。
景色見たりや目的地さがしなどは、安全な場所に止めて行う。オーディオ、カーナビ、エアコンの操作・確認も、信号待ちなど車が止まっているときに行う。
運転中のスマホなどの操作は、絶対してはいけません。
美しい景色は車を止めて拝見しましょう。