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10月13日ON AIR 矢並湿地取材レポート
10月13日に紹介した、豊田市矢並町の「矢並湿地」。
年に1回しか一般公開されないこの湿地には、
絶滅危惧種に指定されているものも含め
「東海丘陵要素植物群」と呼ばれる、この地方に限られた貴重な植物群が生育しています。

せっかくなので、取材の際に撮影した湿地の様子を、少しだけご紹介します。



絶滅危惧種IB類に指定されている「ミカワシオガマ」。
赤い花が特徴で、世界的にもここだけでしか見られない貴重な植物です。



白くポツポツと見えているのが「シラタマホシクサ」。
こちらも絶滅危惧種II類に指定されている植物です。


こちらが「ヘビノボラズ」。とげがあり「蛇も上れない」の意味。
湿地帯には、こういった木も生育しています。


時期的になかなか見られなかったのですが、
夏ごろには、「ハッチョウトンボ」などの、貴重なトンボも数多く集まるのだそうです。

 
左が湧き水が常に流れている「湧き水湿地」。
右が、その湧き水が溜まる「溜め水湿地」(もともと、休耕地だったようです)。
目と鼻の先にあるこの2箇所の湿地でも、
「湧き水湿地」と「溜め水湿地」では、生育している植物は全然違うのだとか。

この貴重な湿地を、豊田市の環境政策課、
豊田市自然愛護協会、矢並湿地保存会といった、
地元の皆さんの力で、守り続けています。