2019年6月度
エフエム愛知6月放送番組審議会が、去る6月24日、後藤委員長をはじめ委員3名とエフエム愛知関係者が出席して開かれました。今回は令和元年6月3日(月)21時00分~21時30分に放送された番組「須田亜香里の部屋」を試聴し、審議を行いました。

委員からは、

「須田亜香里さんは、アラサー世代の女性の中にも、容姿だけじゃなくて、生き様、考え方にヒントを貰いたい、という方がいて、こういうお悩み相談室みたいな形の番組は、女性にとっても為になる部分があって、もっと聴きたいと思いました。須田さんは、人が話しやすい雰囲気を作る事が上手だと思いましたし、緊張している子に話を振って、節々に褒め言葉をたくさん入れ込んでいて、そういう所に自然と惹かれていくのかな、と思いました。ゲストのラストアイドルのお悩みと、リスナーの社会人の方のお悩みと、それぞれに対するアドバイスが的確で、色々と地道な努力をしてきた人なんだなと感じました。アイドルの方のお悩みに関しては、多分ファンの方が聴くと嬉しい内容だと思ったのですが、私はそれよりも、リスナーからの悩みに対する答えがすごく参考になったので、そこの部分にもうちょっと尺があれば、聴き応えがあったのかな、と感じました。須田さんは、一般の方にとっても、真似できるかも、と思える要素がたくさんある方なので、一般女性からのお悩みとかもあれば、聴いてみたいな、と思いました。ゲストがラストアイドルで、アシスタントのDREAMING MONSTERという事で、全員同じような声をしていて、途中で誰が何を喋っているのか分からなくなる場面もあったので、勿体ないなと思いました。」


「須田亜香里さんの人柄がよく分かる番組だと思いました。真面目で努力家なところ、ラストアイドルへのアドバイスも、すごく須田さんらしいなと思いましたし、須田さん自身が、後輩のグループ、アイドルに対して興味を持って、本当にチェックしているんだな、というのも分かりました。きっと須田さん自身、色々見ながら、自分ならこうするとか、この子はもう少しこうしたらいいのに、と思いながら、普段テレビとかステージを見ているんだろうなと思って、面倒見の良さとか、アイドルという仕事に対する貪欲さが分かって、良かったなと思います。ゲストとアシスタントについては、同じ世代の子たちが話をしているので、誰が何を喋っているのか分からないところがありましたし、「カバンの大きさはこれぐらい」とか、「こうやって持ってる」とか、ジェスチャーがないと分からない会話をしていたので、もう少しアシスタントの子も、話すときはちゃんと名前を言って、「私は」とかじゃなくて、ちゃんと名前を言う、というのは、大事だと思いました。アシスタント時代からそういう事を心がける事によって、アシスタントからメインのMCに上がっていける事もあると思うので、毎回同じアシスタントではないかと思いますが、番組側からもアドバイスして、その子たちが育っていけば、その成長を見るリスナーにとっても良いのかなと思いました。」


「非常に明るく元気のいい番組だと思います。世代とか、見方によって随分感想が変わってくる番組なのかな、という気がしました。須田さん中心に聴くと、須田さんのキャラクターや、番組の展開の仕方みたいなものも含めて、非常に須田さんらしいというか、世間一般的にある須田さんのイメージ、プラス、恐らく須田さんが裏側で頑張ってやろうとしている、考えている事みたいなものが、少しずつ滲み出ていて、番組のコンセプトにある「普段テレビなどでは見られない一面」というのが出ていて、面白いと思います。今回、同じ様な年齢層のゲスト、アシスタントが並んでしまっていて、どうしても誰が喋っているのか分からない状態になるとは思いますが、何か工夫があれば、と思いました。また、ある意味で、須田さんがゲストの視点に合わせ過ぎてしまっている部分もあると思って、須田さんにしか言えない事というのも恐らくあると思うので、ある意味、ゲストの方を引き離すぐらいの勢いの発言があっても、聴いている方としては面白いのかな、と感じました。」


「明確なゴールを設定する必要はないかもしれませんが、番組全体としての「今日のゴール」みたいなものが、若干ぼやけるところがあるのかな、と感じました。お悩み相談をする、というのが中心という事もあると思うんですけれども、そのお悩み相談も、リスナーのお悩みの相談をしていると思ったら、途中から、アシスタント2人の相談も絡んできて、ずっと聴いていると、これって何の悩みだったっけ、と感じたので、須田さんがメインパーソナリティとして、番組を仕切っていくところがあると、もう少し分かりやすくなるのかな、と思いました。」


「恐らく、年齢層が上の方にとっては、ポカーンとする部分があるかもしれませんが、逆に上の世代でも、アンテナを張っている人からすると、最近の人はこういう視点で物事を見て、こういう風に考えるんだ、というのが勉強になる、そういう視点が提供できる番組だと思うので、社会の一般的な常識で考えると「ん?」と思う事も、若い人たちが思い切って言うことによって、「それも良いんだ」と感じる人もいると思うので、聴く人によって、色々な感想が出てきても良い番組だと思いました。」

などの意見が出されました。


審議内容は、関係者に伝達し、今後の番組改善の参考としています。

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