「民間放送ガバナンス指針」に基づく公表事項(2026年9月1日)
2026年9月1日
株式会社エフエム愛知

 株式会社エフエム愛知は、「愛知を応援する活動で地域の発展に貢献し社会と社員を豊かにします」という企業理念のもと、地域に根ざした民間放送事業者としての使命と職責を果たすとともに、社会から信頼される企業であり続けることを目指しています。
 そのため、放送の自主・自律を堅持しつつ、人権尊重の徹底、法令や社会規範の遵守、経営の透明性向上など、適切なガバナンス体制の構築と継続的な改善に取り組んでいます。
 一般社団法人日本民間放送連盟が2026年1月22日に制定した「民間放送ガバナンス指針」に基づき、当社における同指針の適用状況について、以下のとおり公表いたします。

1.公共性の発揮
(1)企業理念、ビジョン
①企業理念
愛知を応援する活動で地域の発展に貢献し社会と社員を豊かにします
②ビジョン
・愛知の「人」、「企業」、「文化」、多様な「エンターテイメント」情報を、放送活動を通して知ってもらうことで応援し、それを知った人がそれらを応援する、応援の好循環を作り出し、豊かな地域社会づくりに貢献します。
・この活動により、愛知の「人」、「企業」、「文化」、「エンターテイメント」に関わる人、放送を聴いた人に応援される存在であり続けることを目指します。
 
(2)主な自主制作番組
<土日ワイド番組>

(3)災害放送
災害発生時又は災害が発生するおそれがある場合には、地域住民の安全確保を第一に、当社の「災害放送マニュアル」に基づき、迅速かつ適切な情報発信に努めています。
①2025年度において、災害放送を実施した実績はありませんでした。
②災害発生時に迅速かつ適切な放送が行えるよう、定期的に訓練を実施するなど、平時から放送体制の確認・整備に取り組んでいます。
 
(4)主な地域貢献企画
①FM AICHI SAFETY DRIVERS CAMPAIGN『Do!Safety』
エフエム愛知は地域に根ざしたメディアとして、ラジオ放送を通じて交通事故の悲劇を少しでも減らす役割を果たしたいと考え、1999年の開局30周年を機に県下のドライバーを中心としたリスナーに対して交通安全の意識高揚をはかるステーション・キャンペーン “Do! Safety” をスタートし、現在も継続しています。
▽FM AICHI SAFETY DRIVERS CAMPAIGN『Do!Safety』
https://fma.co.jp/do/ 
②FM AICHI “MEETS MY AICHI”
生ワイド番組で、毎月愛知県内全ての市町村をピックアップし、その地域の歴史・文化・産業など幅広い情報をご紹介する企画を実施しています。
▽FM AICHI “MEETS MY AICHI”
https://fma.co.jp/meetsmyaichi/

(5)メディアリテラシー向上に関する取り組み
実施日 対象 内容
2025年4月21日 中京大学
文学部
言語表現学科
社員が大学に出向き、授業の中でラジオCM制作に関する留意点を説明
2025年7月2日 金城学院大学
国際情報学部
当社のスタジオでラジオ番組制作を体験

2.人権尊重の徹底
(1)エフエム愛知グループ人権方針
当社は、2006年4月より「エフエム愛知グループ行動規範」に沿った行動を全役職員に求め、企業活動を行ってきました。その中にある人権尊重の項目を「エフエム愛知グループ人権方針」として2025年5月1日に制定しました。人権方針の制定及び研修、相談窓口の整備等を通じ、人権が尊重される職場環境の維持・改善に継続的に取り組んでいます。
▽エフエム愛知グループ人権方針
https://fma.co.jp/p/company/?page=4
 
(2)人権関連相談窓口
人権侵害やハラスメント等について相談・通報できる窓口を社内外に設置しています。
詳細は「3.法令や社会規範の遵守(2)内部通報制度の整備」に記載しています。

(3)人権尊重に関する研修会の実施
①当社顧問弁護士によるハラスメント研修の開催
実施日 2025年4月25日、5月1日(2グループで実施)
対象者 全役職員(参加率100%)
研修内容 顧問弁護士による「弁護士目線で考えるハラスメントについて」
②在名民放テレビ・ラジオ9社開催の合同コンプライアンス研修への参加
実施日 2025年5月30日
当社参加者 8名(対面及びリモート)
研修内容 名古屋民放9社合同コンプライアンス研修 『ビジネスと人権』
▽名古屋民放9社合同コンプライアンス研修の詳細
https://fma.co.jp/p/company/?page=5

3.法令や社会規範の遵守
(1)ガバナンス体制の構築
当社は、公共の電波を預かる放送事業者として、放送の公共的使命と報道機関としての責任を自覚し、公共の福祉と文化の向上に貢献するとともに、国民の生活を豊かにするよう努め、企業活動を行っています。
また、取締役会及び監査役を中心に、「内部統制システム構築の基本方針」に基づき、経営計画委員会、コンプライアンス委員会による調査・指導、内部通報制度に関する規程等を整備・運用し、適切なガバナンス体制の構築に取り組んでいます。

(2)内部通報制度の整備
法令違反やハラスメント等に関する相談又は通報の適正な処理の仕組みを定めることにより、不正行為の早期発見と是正を図り、コンプライアンス経営に努めています。
社内通報相談窓口:総務部
社外通報相談窓口:アデココンプライアンスダイヤル(2026年6月1日設置)

(3)コンプライアンスへの取り組み
社員及び番組関係者を対象としたコンプライアンスに関する匿名式のアンケート調査を2025年2月に実施しました。調査の結果、法令違反や重大なコンプライアンス違反を具体的に指摘する回答はありませんでした。一方、会食等の場面で不快な思いをしたとの回答が複数寄せられたことから、コンプライアンス委員会において内容を共有し、対応を検討しました。
①匿名アンケートであり、個別事案を特定して事実確認を行うことが困難であったため、内部通報窓口を改めて全役職員、番組関係者に周知し、具体的な相談・申出があった場合には速やかに調査・対応を行う体制を確認しました。
②今回の結果を踏まえ、コンプライアンス推進活動の一環として、役員、社員を対象とした顧問弁護士によるハラスメント研修を、2025年4月と5月に実施し、全員が参加しました。

(4)放送倫理を徹底するための取り組み
当社は、日本民間放送連盟放送基準に準拠した株式会社エフエム愛知放送基準を制定しており、全ての番組はこれを遵守して制作を行っております。
▽株式会社エフエム愛知放送基準
https://fma.co.jp/p/company/?page=2

4.透明性の向上
(1)企業理念
愛知を応援する活動で地域の発展に貢献し社会と社員を豊かにします

(2)資本構成(2026年3月31日現在)
資本金:2億円
発行済株式総数 :40万株

(3)主要株主(2026年3月31日現在)
 1/10を超える議決権を有する者とその者の議決権数 : NDS株式会社 12.0%
株主総数 :25名

(4)役員構成(2026年6月30日現在)
氏名 地位及び担当 重要な兼職の状況
加藤 義智 代表取締役社長
(経営統括、ガバナンス担当)
 
中村 英紀 常務取締役ビジネスプロデュース部長
(マーケティング戦略・ビジネスプロデュース・東京支社担当)
 
石田 寿弥 取締役コンテンツプロデュース部長
(コンテンツプロデュース担当)
 
伊藤 清剛 取締役総務部長
(総務・技術・コンプライアンス担当)
 
島﨑 豊 社外取締役 トヨタ自動車株式会社
渉外広報本部Fellow
河村 元志 社外取締役 岡谷鋼機株式会社
常務取締役
上山 圭司 社外取締役 NDS株式会社
代表取締役社長
福田 衛司 社外取締役 名古屋鉄道株式会社
常務執行役員
山上 隆之 社外取締役 株式会社中日新聞社
電子メディア局長
牧 義己 常勤監査役  
小野 竜一郎 社外監査役 大同特殊鋼株式会社
取締役常勤監査等委員
山田 直人 社外監査役 株式会社三菱UFJ銀行
専務執行役員

(5)役職員数(2026年3月31日現在)
役員(取締役・監査役) :12名 <男性12名(100%)、女性0名(0%)>
職員            :25名 <男性24名(96%)、女性1名(4%)>
※ 役職員におけるジェンダーバランスの偏りを重要な課題の一つとして認識しております。 今後、持続的な企業成長と多様な視点を取り入れた番組制作・企業運営を実現するため、女性をはじめとする多様な人材がその能力を最大限に発揮できる職場環境の整備および採用・育成プロセスの構築に努めてまいります。

(6)放送番組審議会委員
放送番組審議会委員(敬称略、2026年3月31日現在)
  氏名 職業
委員長 後藤 昌人 金城学院大学 教授
副委員長 甲村 友佳理 弁護士
委員 長岡 由美香 株式会社フォーチュンエンターテイメント 取締役
委員 境田 未緒 株式会社中日新聞社 編集局教育報道部長
委員 篠田 浩樹 株式会社メニコン 取締役
 当社は、放送法第6条に基づき、放送番組の適正を図るため、外部有識者で構成する放送番組審議会を設置し、原則として毎月1回(8月、12月を除く)開催しています。審議内容は関係者に伝達し、今後の番組改善の参考としています。

(7)自社批評番組
放送番組審議会で審議された概要は、放送番組審議会開催月の最終土曜日午前5時55分から6時の「FM AICHI INFORMATION」で放送し、加えて当社ホームページで公表しています。
▽放送番組審議会審議概要
https://fma.co.jp/p/company/singi/

(8)リスナーからの意見や問い合わせ
 当社ホームページにフォームを設置して、受付を行っております。問い合わせ件数と内容の一部を放送番組審議会に報告してご意見をいただき、改善の参考としています。

(9)財務情報(単位:千円)
貸借対照表(2026年3月31日現在)
《資産の部》
  • 流動資産
  • 1,867,003
  • 固定資産
  • 3,027,947

  • 資産合計
  • 4,894,950
《負債の部》
  • 流動負債
  • 151,792
  • 固定負債
  • 321,808

  • 負債合計
  • 473,600
《純資産の部》
  • 株主資本
  • 4,504,186
  • 資本金
  • 200,000
  • 利益剰余金
  • 4,304,186
  • 評価・換算差額等
  • △ 82,836

  • 純資産合計
  • 4,421,350

  • 負債及び純資産合計
  • 4,894,950
損益計算書(自2025年4月1日 至2026年3月31日)
  • 売上高
  • 1,201,271
  • 営業損失
  • 21,979
  • 経常利益
  • 70,343
  • 税引前当期純利益
  • 70,343
  • 当期純利益
  • 46,468
5.適正な経営体制の確立
(1)取締役会の開催状況
当社は、取締役会による業務執行の監督に加え、内部の利害関係にとらわれない社外取締役、社外監査役による経営の監視や助言を意思決定に反映させることで、客観的かつ透明性の高い経営体制を維持しています。
2025年度は以下日程にて全5回開催いたしました。
開催日 出席者 出席率
2025年5月19日(月)13時30分~
※決算に係る取締役会
取締役9名 監査役2名 92%
2025年6月16日(月)12時00分~
※定時株主総会決議に係る取締役会
取締役9名 監査役3名 100%
2025年8月25日(月)13時30分~
※第一四半期業務報告に係る取締役会
取締役8名 監査役2名 83%
2025年11月17日(月)13時30分~
※第二四半期業務報告に係る取締役会
取締役8名 監査役3名 92%
2026年2月16日(月)13時30分~
※第三四半期業務報告に係る取締役会
取締役8名 監査役2名 83%
※出席率は、各取締役会開催日時点における取締役及び監査役の在任者数に対する 出席者数の割合です。