母描いた“4歳の苦悩”に「尊い」

弟に嫉妬してる…?と思いきや、まさかの可愛すぎる”オチ”に13万いいねの反響があった
 弟が心配で手をつなぐように注意するお姉ちゃん、保育園の帰り道で好きな子を待つのに実際現れると変な顔をしてふざけちゃう姿など、イラストレーターのshirokumaさんは、娘(4歳)と息子(2歳)の日常を絵日記にしている。SNS上では、「可愛すぎる」「癒される」「愛しさ大爆発」などのコメントが寄せられ、娘の愛くるしい「4歳の苦悩」を描いた投稿には13万いいねを超える反響があった。母・shirokumaさんが子どもたちの日常を絵日記に描く理由とは。

――お子様の写真をSNSで公開される方も多いですが、絵日記というのが味があって良いですね。

【shirokumaさん】写真やビデオは子どもの見た目の成長が一目でわかりますし、その時の様子をそのまま残しておけるのでなるべく撮るようにしていますが、「今の残したい!」と思った一瞬の表情や、動きなどをカメラにおさめることが私には出来ないので、そういうものを絵にしています。そのときの言葉や出来事、自分が感じたことなども一緒に記録しておけるのは絵の良いところだなと思います。

――貴重な一瞬一瞬を形に残しておけるのは良いですね。

【shirokumaさん】私の場合、一番多いのは文字で日記を書くことです。子どもたちが出来るようになったこと、言えるようになった言葉などの成長の記録や、心を動かされた発言や行動、出来事などを文字で日記に書いています。絵を描くのは時間が掛かってしまい、あまりたくさん描けないので、日記に書いたものの中で、自分にとって特に印象的だったことや、じっくり考えたいこと、素敵だな、面白いなと思ったこと、忘れたくないことなどを選んで絵にしています。

――絵日記の内容も素敵な出来事ばかりなのですが、柔らかいタッチがまた印象的です。

【shirokumaさん】色鉛筆で描いているからですかね。子どもの成長の様子を絵に描こうと思ったときに持っていた画材が鉛筆、色鉛筆、クレヨン、黒ペン、水彩絵の具でした。私は子どもが寝ているときに絵を描くのですが、色鉛筆なら、子どもが起きたときに絵が乾くのを待たずに、さっと片付けられると思ったのと、子どもの柔らかい感じを表現できそうだなと思ったので、この画材を選びました。

――SNSでは、「可愛すぎる」「尊い」「わかる」など、日々様々なコメントが寄せられていますね。

【shirokumaさん】絵を見て下さった方の思い出などと、私が描いた絵の光景を重ね合わせてもらえたら嬉しいなと思うので、自分が見ている視点で描いたり、自分自身をなるべく描かないようにして、気持ちなどは手など体の一部分で表現しようとしています。また、同じ絵でも見る人が違えば感じ方も違うので難しいことですが、悲しい気持ちになる方がいないか、誤解が生じるような表現になっていないか、などは気を付けています。コメントで「成人した子どもたちの幼い頃を思い出して、涙が出てきた」「子どもを抱きしめてあげたくなった」などと言って頂いて、自分の絵がほんの少しでも誰かの役に立てたのかなと嬉しくなります。

■思わず笑ってしまう“オチ”に13万いいねの反響、絵日記に母が登場しない理由とは

――思わず笑ってしまう“オチ”を描いた「4歳の苦悩」には、13万いいねを超える反響がありました。

【shirokumaさん】ふざけてしまうことに悩んでいる話(4歳の苦悩)と、娘が好きな子の前で照れてふざけてしまう話は、たくさんの方に反応を頂きました。幼稚園に入りたての頃は、お友達の名前もなかなか覚えていないようだったのに、だんだんと「◯◯ちゃん、◯◯くんと遊んだ」と話してくれるようになり、好きな男の子も出来ました。娘の気持ちが、家族だけではなくお友達など外の世界にも向き始めていることや、自分は今こう感じているんだと客観的に言葉で表現できるようになってきて、娘の心の成長を感じた出来事でしたし、個人的に微笑ましかったので、描こうと思いました。

――4歳といえども、親の想像以上に成長しているのかもしれませんね。

【shirokumaさん】息子が生後11ヶ月くらいの頃、夫に息子を預かってもらい、初めて娘と映画を観に行きました。娘と2人きりになるのは久しぶりのことで、娘はとても嬉しそうに私と手を繋ぎ、私のことを見上げながら色々なことを話してくれました。どんな話をしてくれたかは覚えていませんが、その表情が印象的でした。その頃は息子のお世話で精一杯で、きちんと娘の顔を見てじっくり話を聞いてあげることがなかなかできずにいたので、ようやく落ち着いて娘だけを見てあげることができました。その頃、娘と息子を連れての外出が私にとっては大変なことだったので、映画館に行くことは少し不安でしたが、この日の娘との外出は大変なことは一つもなく、いつの間にかお姉さんになっていたんだなと驚き、今も記憶に残っています。

――これからも愛おしい姉弟の成長を絵日記で見られること、楽しみにしています。

(提供:オリコン)


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