ダースレイダーが語るオススメ映画

映画『家族を想うとき』大ヒット公開記念連日登壇イベントに登場したダースレイダー (C)ORICON NewS inc.
 東京大学を中退し、脳梗塞で左目を失明、さらにすい臓機能の低下や腎不全などで40歳のときに「余命5年」を宣告されたラッパーのダースレイダー(42)が28日、都内で行なわれた映画『家族を想うとき』大ヒット公開記念イベントに登壇。司会業や執筆業などもこなすラッパーが、2019年のオススメ映画を語った。

 同席した映画評論家の森直人氏から「2019年の1番の映画」を聞かれたダースレイダーは「難しいですね」と苦笑するも、『タロウのバカ』『よこがお』『メランコリック』『宮本から君へ』などを選出。その理由として「日本における現実とかの空気をいろんな作家が感じ取ってきている。見るべき映画作品が多いということは、それだけ時代が悪いということでもある」と語り「『新聞記者』とかも話題になりましたけど、時代性を切り取る作家が増えているのは頼もしいことだと思います」と話していた。

 同映画は、2016年にカンヌ国際映画祭のパルムドールに輝いた『わたしは、ダニエル・ブレイク』のメガホンをとって引退表明をしていたケン・ローチ監督の復帰作。グローバル経済が加速している現代で、世界で起きている働き方問題と時代の変化に翻ろうされる家族の姿が描かれている。

 ダースレイダーは「引退撤回してまで作った作品ですけど、今回はダニエル・ブレイクの対になっている。本当に引退するつもりだったんですかね?」と笑い「この作品を見て、ダニエル・ブレイクに戻ることでいろんな意味が見えてくる。必然的に作らないといけない作品だったのでは」と分析していた。

(提供:オリコン)


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