倍賞千恵子“寅さん”に涙の報告

映画『男はつらいよ お帰り寅さん』公開記念舞台あいさつに登壇した(左から)吉岡秀隆、倍賞千恵子 (C)ORICON NewS inc.
 女優の倍賞千恵子、俳優の吉岡秀隆が26日、都内で行われた映画『男はつらいよ お帰り寅さん』公開記念舞台あいさつに登壇。渥美清さん演じる“寅さん”こと車寅次郎の妹・さくらを演じた倍賞は「50年前から長い長い映画を撮っていて、やっとできあがって、あした封切られる。そこにお兄ちゃんがいたらどうだったかなと。どこかで見ていて『山田(洋次)さんよくがんばったな』『さくら』と言いながら、見ていてくれているんじゃないかという気がしながら…撮影していました。だから、お兄ちゃんもきっと喜んでいると思います」と涙ながらに天を仰いだ。

 倍賞が「ね、ヒデ?」と呼びかけられた、寅さんの甥・諏訪満男役の吉岡は「そうですね、お母さん。大丈夫ですよ」と笑顔を見せた。「おじさんから『満男、バカだね、公衆の面前でこんなこと言って』と言われてしまうかもしれないですが、僕はあれからずいぶん風に向かっておじさんの名前を呼んだんだけど、一向に来てくれない。だけど『ずっとそばにいたんだよ。だから50作目ができたんだろ』って言ってくれているような気がします」とやさしい笑みを向けていた。

 今作は満男の妻の七回忌の法要からスタートする。満男はサラリーマン時代に書いた小説が認められ、小説家に転身しており、サイン会を開催。その列には初恋の人で、結婚の約束もしていた及川泉(後藤久美子)の姿が。泉に再会した満男は「会わせたい人がいる」とJAZZ喫茶に連れて行く。そこには、寅次郎の恋人のリリー(浅丘ルリ子)がいた。懐かしい人たちとの再会、思い出す寅さんのこと。それが満男と泉に温かい何かをもたらしていく。

 舞台あいさつにはそのほか、後藤、前田吟、池脇千鶴、美保純、佐藤蛾次郎、桜田ひより、北山雅康、笹野高史、夏木マリ、浅丘ルリ子、山田洋次監督も登壇。同作は、あす27日より上映される。



(提供:オリコン)


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