粗品、“小栗旬似”を完全否定

『サントリー1万人の第九』で朗読ゲストを務めた粗品 (C)ORICON NewS inc.
 お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が、今年で37回目を迎える毎年恒例の『サントリー1万人の第九』(12月1日、大阪城ホール)に朗読ゲストとして出演することが決定した。14日に都内で取材会が行われ、粗品が出席。テレビ番組などで自身の顔が「俳優の小栗旬に似ている」とイジられているが、同コンサートに過去に小栗旬が朗読ゲストを務めていることから、彼の朗読する映像を見て「似ていないこと」を自覚したことを明かした。

 これまで朗読ゲストを務めてきたのは仲間由紀恵、佐々木蔵之介、小栗旬、有働由美子など、そうそうたる人物。特に小栗の表現力のすごさを感じたそうで「僕は『小栗旬さんに似ている』と周りから言われているのですが、僕も小栗旬さんくらいかっこよくできたらいいなと思います。ただ、小栗旬さんエグすぎて鳥肌が立つくらいの完璧な魂がこもった朗読でした…」と絶賛。

 続けて「最後、一言言い終わったあとに、スポットライトが消えるんですね。照明がフェードアウトして暗転。映像はパソコンで見ていたのですが、その画面に写った反射した自分の顔を見て、全然、小栗旬じゃなかったです!」と“小栗旬”に似ていないことを自覚したと話し「すごい詭弁でしたね…、これ、やべーなと思いました」と周りの持ち上げ方に苦言した。

 同コンサートで、お笑い芸人がステージに上がることは史上初で、朗読も初挑戦となる粗品は「誰かが噛んでいたらうれしかったのですが、みなさん完璧にこなしていたので、ハードルが高いなと感じました。みなさんの朗読を拝見しましたが、やっぱり、不安ですね。『次、粗品か~』『大丈夫か?粗品…』というところです」と世間の声を気にしていると告白。

 それでも大役の起用に「とても光栄で、非常に楽しみです。ただ、緊張感といいますか、長い歴史、そうそうたる方々が務められてきた朗読という大役ですので、台無しにしてはいけないというプレッシャーがあります。普段、仕事で使っている脳みそとは全く別の感じで、このお仕事を一生懸命やらせていただきます!」と意気込んだ。

 また、「朗読は5分間くらいなのですが、みなさん(観客)静寂の中、シーンと聞いていて心を打たれている。そして最後に『わー!』と拍手があるのですが、ただ、僕の場合は(同じように)それをやったら5分間スベっているだけ…。静寂の中、僕がどうのこうの言うのは耐えられないと思う」と会場の笑い声を生きがいとしている芸人として“静寂”の環境に不安があると話した。

 1983年に始まり師走の風物詩となった『サントリー1万人の第九』は、ベートーヴェンの「交響曲第9番(=第九)」を1万人が合唱するコンサート。総監督・指揮は今回で21回目となる世界的指揮者・佐渡裕氏が担当する。

 13年から始まった“詩の朗読”では、ベートーヴェンが第九を作る上でのきっかけとなったシラーの詩「歓喜に寄せて」を翻訳した「よろこびのうた」を、朗読ゲストが1万人の前で読み上げる。今回、粗品が朗読ゲストとして出演することになった経緯は、とあるインタビューで「出たい番組は『1万人の第九』」と答えていたのを、佐渡氏が発見したことが発端で、直接オファーが届いた。

 公演は12月1日に大阪城ホールで行われ、同21日にMBS(毎日放送)、TBSテレビ、CBCテレビ、HBC(北海道放送)、RKB(RKB毎日放送)、TBC(東北放送)6局ネットで放送予定。

(提供:オリコン)




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